この記事では、
簡単な塩分の減らし方
を解説します。
血圧が高い・腎臓が悪いのに、塩辛い物を食べてしまう。
あるいは
家族が塩分を摂りすぎているが、なかなかやめてくれない。
という悩みは多いと思います。
でも安心してください。
この記事に書いてある方法で、苦しまず塩分を減らせます。
今回ご紹介するのは、減塩醤油や無塩醤油への切り替えと、
醤油以外の調味料・調理法を使ったやり方です。
いきなり塩分をバッサリ減らす方法もありますが、
・突然、うす味にするとストレスを感じる
・長続きせず、元の塩辛い食事にもどってしまう
・減塩させたい家族と、減塩させられる家族で揉める
という問題があり、減塩・無塩醤油への切り替えがおススメです。
減塩醤油は、すでに普及しているので、説明は不要でしょう。
しかし、まれに、減塩ではない醤油を使っている人がいます。
まずは、減塩醤油に切り替えてみましょう、
もしくは相手が減塩醤油を使っているか確認しましょう。
ちなみにキッコーマンの減塩醤油で、塩分量を半分にできます。
更に、超減塩醤油では、塩分量は三分の一です。
次に、醤油のかけ方です。
意外に多いのが、”醤油をジャーっとかけてしまう”
これでは、減塩醤油の効果が薄れます。
いきなり、醤油かけずに食べるのは辛すぎるので、
まずは2~3滴に減らしましょう。
これなら慣れるのにそう時間はかかりません。
また、”食べ物の味が分かるようになるから”
など、周囲の励ましも必要です。
ヤマサ醤油の鮮度生活シリーズの醤油ボトルは、
数滴ずつ出るので、使い過ぎを防げます。
醤油2~3滴に慣れてきたら、次は醤油1滴に減らします。
この減量は、それほど苦痛は感じないと思います。
1日3回、血圧を測定している人ならば、
血圧が少し下がっている事が分かるでしょう。
更に、タニタの調味料スプレーは、
ワンプッシュで醤油0.1㏄(減塩醤油なら塩分0.01g)!
お金をあまりかけたくない場合は、醤油や容器を買わずに、
まず醤油のかけ方から変えてみてはいかがでしょうか。
次に、醤油以外の方法です。
醤油や塩以外には、調味料として
・コショウ
・ポン酢
・ワサビ、カラシ
・レモン、すだち
・花ガツオ、粉カツオ
・きざみ青しそ(チューブ入り)
・だし、麺つゆ
・焼き目をつける
などを、醤油や塩の代わりに使ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、ご家庭でできる、塩分の減らし方について詳しく解説しました。
減塩の方法としては、
・塩分摂取量そのものを減らす
・別の方法で味付けする
という二種類の方法があります。
注意点としては、
・急に塩分を減らすと苦しくて続かない
・何年もかけて徐々に減らしていくつもりで
・外食・総菜が塩辛いと感じたら、減塩は順調
・降圧薬を内服している人は、血圧の下がりすぎに注意
(自宅血圧が下がっている事を主治医に告げてください)。